管さんがやめない理由、機会費用という観点から見た意見。

かざこしサイト
管首相が辞めない理由を、機会費用(やめた場合となんと言われようがやめなかった場合の損得計算)の観点から論じたブログがありました。久しぶりに機会費用という言葉に出会いましたがこう言う見方もあるんだなあと思い皆様にご紹介します。なるほどと言った感想をもたれましたら拡散ください。

要旨は、管さんには安倍、福田、麻生、鳩山と4代続いた短命政権の人達とは違い、首相を辞めたら何も残らないと言うことです。安倍、福田、麻生、鳩山さんたちは名家の生まれであり、ボロボロになって政権に固執していてもその後の惨めな政治家として居残るよりも、もう時期だというときに辞めた方が辞めた後の時のことを考えると損得計算で早く辞めたほうが良いということですが、管さんの場合には辞めたら何も残らないと言う事情があり政権の座にいたほうが得なことが多いというわけです。

確かにそういえばそうだなと思った次第です。昨日は連日の美食を維持したいのかななどと書きましたが、そんな理由ばかりではなさそうです。

「「ペテン師」、「人気取り」といわれても平気な菅首相の粘り腰を「機会費用」から考える 」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/4922.html

しかし信念も主体性も無い人がいつまでも総理大臣の座に固執して、原発問題はいまだ収束せず、今年度の予算を裏付ける交際特例法案もいまだ成立しておらず、東電には甘く、日本農業を衰退させるTPPには熱心で、普天間問題ではアメリカにべったりの管さんですが、人気取りで言ったのだと思いますが脱原発宣言だけでも残して辞めるなら名も残ろうと言うものです。日米機軸勢力のアメリカや財界のものすごい反発に逆らって進めることは並大抵のことではないと思いますが、もしこれが出来たなら次期総選挙で勝つことが出来るかもしれません。

ただこうなると、日米機軸勢力のポチである自分の立場を反転させるわけですから自己否定にもなるわけでできるかどうか。それと8月2日に来ることが予想されているアメリカのデフォルトによる日本への影響にも対処せざるを得なくなり立ち向かっていけるかどうか。

どれもこれも私たち国民の生活に響く問題ですので、もっと信念と主体性を持った強力なリーダーが期待されるところだと思います。