懐かしい三縁と言う言葉。

かざこしサイト
昨日飯田図書館に行き活字の林を少しさまよって、思考の泉のほとりにこれまた少したたずみ、その後天竜川に行き、日経新聞の読み方と言う本を読んでいたら、懐かしい三縁と言う言葉が出てきました。

地縁、血縁、金縁で経済を回すと言うことですが、私が若い頃読んだ三縁とは地縁、血縁、学縁と言うもので日本の経済はこの三つが絡み合って動いていると言うものでした。

日本人は群れたがる性質があってすぐなんとか県人会とかお祭りなどでは血縁親族が集まって結束を確かめ合う、経済界に就職の折には学閥を重視して出身大学や研究室を重視すると言うものでした。

そしてこの三縁が輪に(円)なって酒を酌み交わして群れたがるというのです。

このことが日本の発展に寄与したかどうかが問題なのですが、あまり大きな貢献にはならなかったようです。

日経新聞の読み方では地域毎にグループを作ったり、経済体制毎にグループを作ってかくかくの利益を増進させて行くのが狙いだと言うことらしいのですが、これもどうなんでしょうかね。

しかしこの日経新聞の読み方と言う本価値があって、日経以外の新聞を読む時にも大変役立っていますので座右の書として一冊購入しておこうかと思いました。

これから暑くなって来て読書に熱中するには、天竜川河畔は快適な環境なので楽しみが増えました。