本気で取り組んで欲しい、相撲協会宣言。

かざこし
相撲協会暴力団との関係を絶つと言う宣言をして、NHKがこれを受けて相撲の中継を再開するということですが、長いことかかって、いまだに賭博の中枢部についてなんら報道がなく、いわゆる雑魚の部分しか調査してないような感じです。

元検察官などを理事として入れたりしていますが、どうも甘いのではないかと思ってしまいます。悪く言えば用心棒のようなもののような気がします。

言葉としての宣言などはどうにも言えます。まだこの宣言が確実に実行されたと言う実証が無いのです。人の噂も75日とならないように、四国新聞社の相撲協会宣言文をご紹介します。新聞記事ニュースは、サーバー容量の関係で日が経つと消えてしまいますので、宣言文前文を引用させていただきました。

なお、NHKではこれを機に相撲中継を再開するとのことですが、この宣言の実行がが実証されてからでも良いのではないでしょうか。1場所の大相撲放送で5億円と言う巨額のお金が支払われるそうですから、相撲協会にとってはよだれの出るような話です。NHKのこういう甘いやり方も相撲協会の甘い体質作りに影響しているのだと思います。NHKはNHKでお金が無いお金が無いなどといって、不払い防止を呼びかけていますが無駄使いには目をつぶりやっていることがふざけています。

もし本当に多くの国民が相撲の番組に関心を寄せているなら、民放も含めて競争入札して放映権を競わせれば良いのではないでしょうか。どういういきさつでNHKの専売になっているのか知りませんが、不思議なことです。


四国新聞社記事引用・・・
http://www.shikoku-np.co.jp/sports/sumo/article.aspx?id=20100830000384&ref=rss

日本相撲協会暴力団排除宣言全文は以下の通り。(表記は原文のまま)

 暴力団等排除宣言

 だれもが安心して相撲の観戦を楽しむことができ、力士が取組に専念できる相撲競技と土俵を守るために、また相撲の将来を担う後継者を健全に育成するために、私たち親方、力士をはじめとする日本相撲協会関係者は社会的責任を自覚し、暴力団など反社会的勢力の排除に取り組むことを宣言します。

 1、暴力団など反社会的勢力を、国技館など本場所会場、巡業会場、部屋、後援会、祝勝会などには入れません。

 2、興行、部屋・宿舎の運営や車・金銭の貸借などのあらゆる取引に反社会的勢力を関与させません。

 3、反社会的勢力から金品や便宜、もてなしを受けません。

 また飲食、ゴルフをともにするなどの交際はいっさいしません。

 4、野球賭博などの違法行為はしません。次代の力士を育成する部屋の責任を自覚し、地域に開かれ、地域に守られた健全な運営に努めます。

 5、協会関係者と反社会的勢力の接触を知ったときには、ただちに協会に報告し、その関係を絶ちます。

 6、以上のことに違反した協会関係者に付いては慎重な調査の上、場合によっては解雇もふくむ厳正な措置をとります。

 7、国技館をはじめとする競技会場における粗暴行為、ダフ屋行為、物品の無許可販売など、不正行為に対しては、断固たる措置をとります。

 以上のことをファンをはじめとする観客、視聴者、広く国民のみなさまにお約束し、過去の悪習と縁を切り、一日も早く信頼を回復し、相撲界が生まれ変わって伝統と文化のうえに明るい未来を築けるよう全力を挙げてまいります。厳しい叱咤激励をお願いいたします。

 平成22年8月30日

 財団法人 日本相撲協会
・・・引用終わり

私は無理だと思うのですが、上の宣言本気で取り組んで欲しいものです。