なんとも絞まらない中国人船長釈放、アメリカに言い含められたのでしょうか。

かざこし
昨日はどのメディアでもこの情報であふれかえっていましたが、日本の不甲斐なさが浮かび上がってきます。ここは当初のように日本国内法で対処すべきだったと思います。

田中宇さんのレポートで知ったのですが、尖閣諸島問題に関しては様々な条約があり、それらから見た場合、尖閣諸島は日本の領土であると言うことが認められていて、中国の主張は通らないようですから、こじれにこじれても、最後は国際的に解決できたことのようです。

そのレポートを読みますと、アメリカは日米安保条約尖閣諸島は日本の領土であると認めて中国からの侵略を受けた場合防衛に手を貸すと言うことを言っているのですが、そのアメリカも今では、中国に大量の国際を買ってもらわなければやっていけない状態になっており、経済的には日本より中国の方が大事になっていて、最後は中国についてしまうのではないかということです。日本は梯子をはずされた状態になると言うわけです。アメリカからも見放され、これから発展し続ける中国ともうまくいかないということになれば、想像しただけで怖いと言うことです。

今管民主党代表、総理と前原外相がアメリカに行っているのですが、そんな中で今回の決定、表向きは沖縄地検の判断だと言っていますが、到底そんなことは信じられません。

落としどころをどこにするかと言うことで、結局今回のような地検の判断であったことにするのが一番無難な方法だとなったと思いますが、こうなりますと今後中国が日本を甘くみて、行動がエスカレートしてくるのではないかと誰しも心配になってくるのではないかと思います。

思いますにやはり経済力をがっちり蓄えていないと、こういう事態になった時なんともあっけなくやり込められてしまうものだと思いました。

アメリカなど良い例で、敵対国中国に国債を買ってもらえなくなることが一番問題で、日本の場合は、中国から資源や貿易を抑えられたらどうにもならないと言うことですから、今後資源の無い小国日本としては、知恵でしか対抗できないことを思いますと、平和的な産業を活性化させ、教育分野で多数の逸材を排出して日本を建て直し、世界に貢献できる国にならないと全く存在感の無い国になってしまうと思います。

こんなことから、管総理、前原外相にアメリカから知恵を授かったのではないかとうがった見方もあるなと思った次第です。


田中宇さんのレポート引用・・・
http://tanakanews.com/100917senkaku.htm
米国が財政難やドル崩壊などで反中国を続けられなくなって、日本を見捨てて極東支配から離脱するころには、台湾はすっかり中国に取り込まれ、韓国も南北和解・親中国の方向に転換し、東南アジアも中国の傘下に入って落ち着いているのではないか。中国と対決姿勢をとったまま米国に見捨てられた後の日本がどうなると予測されるかは、気が重いので書きたくない。・・・引用終わり