「日本の原子力は全体が利権・・・」」河野太郎議員と言う記事。

かざこしサイト
この連休中は母の急変ですっかり予定が狂ってしまい、何やかやら忙しくて昨日ようやくゆっくりブログサーフィンをしていたのですが、自民党河野太郎議員が、日本の原子力についての会見がありそのことをブログで紹介してくれていました。

「日本の原子力は全体が利権になっている!」河野太郎議員会見。
http://blog.goo.ne.jp/dreamupworld/e/932ea4c7dbda1aa7107c38a4e9fa743c



以下引用・・・原子力発電を推し進めてきた自民党の中で、反原発を叫んできた河野太郎議員が、自由報道協会主催で会見を開いた。利権の裏側を熟知したベテラン議員が癒着の現状を生生しく語り、原子力からの脱却、2050年までに再生可能エネルギー100%の実現を訴えた。・・・引用終わり


私がいる辰野町川島にはテレビが無く、NHKラジオのそれも雑音だらけのラジオですが唯一のニュース源となっているのですが、新聞は母のいる施設の方に切り替えたので5月以降新聞も無いのですが、インターネットだけが頼りで、なんとも現代版仙人のような生活ですが、それでも日本の政治からは逃げることは出来ません。

さしあたり、消費税の大増税は直撃しますし、原発の影響も無視できません。原発が大爆発すれば、東京、埼玉から大勢の人が疎開してくるでしょうし、浜丘原発が大事故になれば、静岡県や愛知県から大勢の人が疎開してくるでしょう。

この疎開と言うことですが、来る人たちからすれば、自分の過失ではなくて国難のようなものですから、困っているときはお互い様と言うことで、疎開先の人たちと同じような食事や、居間の広さを要求するらしく、なかなか上手くいかないとのことです。

来てもらったほうでは、従来自分のものとして使っていた部屋を空けなくてはならないし、若夫婦で子供を連れて来ている場合は、蔵を整理して1階にはお前さんたち、2階はお前さんたちと貸せて上げなければならない。一番困るのは食料、物が溢れている時は良いのですが、食料不足の時には、一挙に従来の数倍の食料が必要になるので、その調達に難儀するそうです。

我が家の場合、野良仕事や山仕事が主体でしたので、母は食事の良いところを、我が家の働き手に食べさせ、疎開して来た人たちには、残りを配るようにしていたのですが、それが恨みとなって、終戦後その人達のところに行っても、家にも上げてもらえなかったということです。

今回の震災でも、親族の家に退避してもそう長くはいられないと言うことで、体育館等の避難場所に戻って来たっと言う人の話を聞きましたが、なるほどなという気がしました。疎開というときれいごとの話が多いのですが、実際はそんなものではないようです。

私が小学生のころにも、まだ蔵で暮らしている人がいましたが、戦争とか原発の影響で疎開を余儀なくされた場合は、人災に他ならないことですので、疎開する人たち、受け入れる人たちの思いを政治家や官僚の人たちは思いをいたして事に当たってほしいものだと思います。