何だったのでしょうか、内閣不信任案提出は、管政権延命に役立っただけではないでしょうか。

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鳩山前首相がまたもや管政権延命に大活躍。この人、沖縄普天間基地問題でも最後の最後で沖縄住民に約束したことを簡単に破り、今回もここ一番というときに小沢さんを裏切り、政治家としては良いのかもしれませんが人間としては安心できない人だと思います。

菅さんは一区切りついたら辞任するということですが、一区切りとはどんな段階になったら一区切りついたというのかその内容が単なる口約束で明示されていない。したがって時期が明確ではない。

確認書を作ったとのことですが、辞任なんてことも書いてないようで、これでは子供の口約束となんら変わりない。私たちのような凡人でも、お客様と打ち合わせ、商談をしたならノートのメモ欄でも良いから相手から必ずサインをしてもらうことを要求されていました。これって当然のビジネスマナーの一つだと思います。

鳩山さん、東大首席で卒業されたようですが、東工大卒業者に翻弄されたようですね。甘いというか、承知でやったのかもしれませんが、とにかく期待していた歴史のターニングポイントは無残にもなくなってしまいました。

これで菅さん国会を大幅延長して来年の任期まで国会を閉じなければ、衆議院で再び内閣不信任案を提出される危険がなくなったし、参議院で不信任案が可決されてもそんなものは無視するでしょうし、口約束にしても、メドが立てば辞任するということは認めていますから、メドをたたなくすればいつまでも総理大臣を続けていけることになります。ぐづぐづと原発問題を引っ張り続けるかもしれません。大変なことになってしまいました。

こうすれば次期総選挙で、民主党の大敗北は決定的ですから、日米機軸勢力からトロイの木馬として変質を求められた管首相の役割は果たせたわけで、あとはご苦労さんゆっくり休んでくれと厚い待遇を受け、国民だけが苦しい生活を強いられるという状況だけが残されているでしょう。

それにしても鳩山前首相の真意が知りたいですね。現象だけを見るととてつもない馬鹿か、恐ろしいほどの知略家かですが、いずれにしてももう表には出てきて欲しくない人だと思います。