鳩山さんは恐ろしいほどの知略家か?

つい数日前、「鳩山さんは大馬鹿か、恐ろしいほどの知略家か」と書いたのですが、昨日ブログサーフィンをしていて植草一秀さんの「菅首相退陣偽装騒動・鳩山氏言動をどう評価するか」と言う記事を読みました。

鳩山、管会談において文書に明確に退陣の時期を明記することを求めサインを要求したら菅さんは取引に応じなかった可能性が高い。

しかしこのまま進み内閣不信任案が可決された場合、管さんは国会解散の道を選び、総選挙となれば民主党の惨敗は目に見えている。

これを防ぐためにはどうしても菅さんが自分から辞任を公に宣言させる必要があり、総辞職、新内閣発足という運びにする必要がある。管さんが口頭にしても鳩山さんの提案に応じさせる必要があった。

その席に岡田幹事長と平野氏を同席させ、提案文書は、北沢防衛大臣も加わらせた。口頭了解部分を菅さんが否定しても、関係者が4名以上となり嘘をつき通すことは出来なくなる。

”別の情報によると、菅さんは代議士会で鳩山さんの説明時にも反論することは無かったそうで、さらに多くの民主党代議士は鳩山さんの言い分が正しく菅さんが嘘をいっていると考えるようになった。

菅さんはもうシラを切りとおすことが不可能になり早期辞任という方向になってきた。”(ここは私の解釈です。)

要約以上のようなのですが、植草さんの言う様なら鳩山さんは大馬鹿どころか恐ろしいほどの知略家と言うことになります。結果論で言いますと菅さん来年までではなく6月か7月に辞任という流れも出てきて国民にとっては明るいニュースです。

ただし植草さんが言っているように完全に息の根を止めないうちはどんなきっかけでゾンビのように息を吹き返すかわからないので国民的監視が必要だとは思います。

しかしこう言う分析の仕方もあるのだと感心しました。そうであって欲しいものだと思います。

植草さんのブログ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-8efe.html