沖縄大東島のエイサーを聞いてきました。平和であることが大事だと改めて感じました。

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大東島と伊那市のお付き合いは7年前からパパイヤが縁で始まり、コンサートは4回目とのこと。2時間の演奏でしたが沖縄の歌や踊りは昔からジンと来るものを感じていました。なにか哀愁を感じるリズムや、訳した説明では悲しき男女の愛歌。
 
数年前に宮古島に行ったとき、島のレストランでたっぷり聞いてきたっきり、もう忘れかけていたのですが、昨晩聞いて思ったのは、江戸や鹿児島からは当時は船で全く海の孤島という中で江戸幕府、明治大正政府、戦後でも沖縄は日本の端っこの地域としていいように利用されてきたと言う歴史があり、そう言うところで生まれ育った人たちは、文化にしても島独自の文化を創り継承してきたんだなと強く思いました。
 
エイサーと言うのは、沖縄県でお盆の時期に踊られる伝統芸能のことだそうです。本土で特に私の住んでいる長野県の南信州で継承されている文化との違いを見ますと、南信州南北朝時代の頃から南朝の人たちが逃げ延びてきたと言う歴史があり、踊りにしても歌舞伎、その他王朝時代のものが継承されているように思えます。
 
浦安の舞は近年皇紀千六百年を記念して作られたものだそうですが、これも王朝時代を偲ぶし思想が根本にはあると思います。
 
それに比べると、沖縄の民謡や踊りは日本の王朝の影響が少なく、地歌、地踊りと言う感じがしてとても素朴で聞いていて心に迫るものがあるのではないかと思った次第です。
 
休憩時間に若いご夫婦で聞きに来ていたカップルがとても良いので、今度は皆を連れて来なければと言っていました。我が家では近々沖縄で甥っ子の結婚氏があるそうなのでその時に結婚式後大東島に行って来るかと思っているのですが、その前にじっくりと沖縄の歴史を学んでおかなければいけないなと思っています。
 
民謡や地歌、風俗、習慣は長い歴史の中から生まれてきたものなので歴史を知ってから現地に行き見たり聞いたりすることがより深く理解できるのではないかと思っています。
 
それにしても、自民・公明・管民主党政権はそんなことには懲りず、沖縄に犠牲を強いつつ、日本のはずれの地域に原爆のための「原発をなんとか維持しようとしているわけで平和な日々はまだまだ遠いですね。困ったものです。