図書館に行ってきました。これで2ヶ月強で12万円分の節約tなりました。

かざこしサイト
昨日午後、図書館に行き本を借りて母の元に届けました。有料老人ホームというものは、本人がやることと言えば、出された食事を食べることのみ。食事を作ること、片付け、お掃除も布団干しも洗濯もお風呂に入ること、トイレにも着いてきてくれるので、ほとんどやることが無く、またわが母の場合は耳が遠くてテレビを見ても音声が聞こえないので、ほとんど見ることも無く、朝食の後新聞を見たらやることが無いのです。
 
ですから本を買ってきて欲しい、週刊誌でも良いからと頼まれていたのですが、1500円程度の本では1日で読んでしまうのですから、お金が馬鹿になりません。
 
それで図書館の利用を始めてみたのですが、昨日借り出した本まで含めて80冊。一冊1500円として80冊で12万円になります。
 
行政による図書館の維持費用も馬鹿にならないと思いますが、母たちも90歳になるまで長年にわたり税金を払ってきたのですから、ようやくこの歳になり好きな読書三昧ができるようになってきて、今利用させてもらっても良いのではないかと思います。
 
母に聞いた話では、若い頃父親に女学校に上げてくれと頼んでも女が学校に言って何になると言って拒否され、息子たちは学校に行けたそうですがなんとも悔しい思いをしたとのこと。結婚してからは我が家は炭焼きだったのですが、牛や馬の代わりのようなもので、炭焼きの女房が本を読んでどうするのだと言うわけで夜遅くまで本を読んでいると明日の仕事に差し障るとか、電気代がかかると言うようなことを言われたそうです。
 
今は、本を読むこと意外何も仕事が無いのですから、大好きな本に囲まれて人生の最後を迎えられたら本人にとって最高ではないかと息子としては力になりたいと思っているわけです。
 
それにしてもパソコンとインターネットが無ければこういった親孝行も実際には実行不可能だと思いますから、母は良い時代に生きてきたと言う一面もあると思います。
 
今後は今回作った高齢者向けパソコンのスタート画面の普及を仕事として展開していこうかなと楽しみです。