やはり平和でないと観光業は世界的に伸びないと思った。タヒチフラダンスを見て。

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昨日は妹親子と母を老人ホームまで送って、後は妹親子に頼み駒ヶ根文化会館に行き、フラ&タヒチアンダンスのショウをかなり前から予約してあったので見てきました。
 
最近南大東島の太鼓と沖縄民謡を見てから、民謡などに関心が高まり伊那市図書館で貰ってきたタヒチの舞踊団によるショウにも行って外国民謡を見てこようと思ったわけです。
 
男性は1人で、ほとんどが3歳ぐらいの幼児から白髪のおばあさんまで、全年齢層の混成で沖縄民謡のときとは雰囲気がぐっと違いました。
 
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もともとがタヒチの古来からの踊りをショウ化したものなので、身に着ける衣装はススキか稲わら、鳥の羽は本物だと思いますが、花や大きな葉っぱ、さまざまな衣装のほとんどは造花品であったり化繊で作ったものだと思います。
 
そうそう女性が胸に着けているカップは最初は貝殻で作ったものなのかと思っていたのですが、ダンサーが会場内を練り歩く時、数十セントぐらい近くに来たので、良く見たところどう見ても貝ではないので、ショウが終わった後スタッフに聞いたところ、ココナツを割ったものだとのこと。地方の特産物をふんだんに取り入れていて、どんな地域だったか想像できます。ハワイアンはもちろんですが、大海に囲まれた島なので波が全体的に取り入られていて、ウミネコの鳴き声だと思うのですが、盛んに踊りの中で掛け声のように使われていて、これもよかったですね。これは沖縄民謡でも取り入られていましたが。
 
2時間20分の長時間の中に、2曲だけ沖縄民謡のリズムに少し似ているようなものがあり、やはり大海に囲まれている島と言う点では共通していますから、民謡でも共通したものも生まれたのかなと思いました。
 
帰ってきて、タヒチがどこにあるのか調べたのですが、フランス領なのですね。費用の方も調べたら、7万円〜9万円で行こうと思えば行かれるようなので、すべてオリジナルツアーで計画を立てれば一人15万円くらいで行ってこられるなと思いました。
 
グーグルアースで調べた位置は遠いですね。民謡だけにこだわれば、今回のショウは2時間20分で前売り1,000円。極めて価値のあるものでした。
 
そして思ったのは、こう言うショウを現地で楽しんだり、タヒチまでのんびり旅行を楽しめれるためには、平和で老後の資金の心配をしないで生活をおくれる環境がないと誰でもできると言うことではないなあと思った次第です。
 
そうなりますと政治が一番しっかりとしていないと駄目なわけで、今の政権では到底駄目だと思いました。結婚して子育てをして、子供の教育と言う基本的なことでさえも若者が先を見れないと言う状況なんですからひどいものだと思います。