飯田の人はいい人だ。

かざこしサイト
昨日追突されて3ヶ月半以上経ってようやく損害賠償金が入金され、自動車会社に修理に車を出しました。

相手方が保険に入っていなかったために長期間かかってしまったのです。

車屋さんが言うのには、良く取れたと言われました。

様々なテクニックを使っても、なかなか賠償金の回収は出来ない場合が多いそうです。

私の使ったのはテクニックと言うか孫子の兵法とソクラテスの交渉術の考え方でしたが、相手も良かったのだと思います。

いつも飯田の経営者の考え方が甘いと言うような悪口ばかり書いていますので、今日は、そういった人ばかりではないことも書いておこうと思います。

損害賠償額は約15万円だったのですが、従業員数人の小さな会社で資金繰りも大変で、現在の不況下で15万円を捻出するのに数ヶ月かかってしまったのだと思います。

踏み倒してしまおうと思えば、のらりくらりと先伸ばししていれば、私の方では、待ちきれず自分のお金で直してしまい泣き寝入りになってしまったところだったと思います。

私とすれば、相手が良かったと思います。

飯田の人はこういった件では律儀で良いところが多く今現在ではとても住みやすいところなのですが、逆に経営と言った面では鋭さがないのです。

以前現役のころ、コストダウンのため数社に合い見積もりを取った時は現在収めている業者に引き続き受け注できるように働きかけたり、新規に出す商品の外注先を入札で決めようとしたら、協力工場側は従来通り、親会社で決めてくれと言ったり、ともかく仲間内で内輪もめを嫌うのです。

今日本は自由競争社会でこの競争が社会を発展させる原動力になるとされているのですから、競争を嫌うと言うのではまずいのではないかと思った事があります。

なかなか難しいところがあります。

弱肉強食による発展が良いか、馴れ合いによる発展が良いか、一概に断定できないところはこれからも続くのでしょうね。