老人に力を発揮してもらうためには。

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人が最大の力を発揮する時は、自分達の目指す方向に向けて全力をかければなんとかなりそうな時だと思います。

人間がパワーを発揮出来るのは、まず肉体的労働です。次は精神的労働です。

老人の場合、加齢に伴い肉体的パワーを発揮出来にくくなって来ます。

若者、青壮年の人たちは肉体的労働も精神的労働と同様にこなせます。

製造工場でパワーを最大限発揮させようとする時は各々のメンバーの得意とするところを担当させます。好き嫌いは関係なくラインピッチタイムが一番低くなるように組み合わせます。

これから少子高齢化の社会になって、一般的には肉体的にも精神的にも若者に比べて活性度の劣る老人のほうが多くなってきた場合には、老人の場合、肉体的には若者に比べて劣るのは平均的に見てどうしようもないことですから、主に精神的な仕事を、若者には肉体的仕事を割り振るようにしなければ、世の中は持たないでしょう。

精神的労働を老人が担当することにより若者に比べて作業スピードが落ちる可能性がありますが今はコンピューターがありますから遅いと言ってもものすごいスピードです。ただしこれはコンピューターを使える老人はと言うことですから、少なくとも壮年期中にはパソコン程度は駆使できるようになっていてもらう必要があります。

これから少子高齢化の社会で人間の集団としてのパワーを最高度に発揮させる方法を模索して行かざるを得なくならなくなると思います。