東京はJR北海道並みになるのでは。

かざこしサイト
東京の街並みを見ますと高層ビルが立ち並び、高速道路が行き交い、無数の陸橋が作られ、エレベーター、エスカレーター、地下鉄網が作られていますが、いったいこれらのメンテナンスが確実に実施されているんだろうかと疑ってしまいます。

私も現役時代、生産設備のメンテナンスをやったことがあるのですが、定められたメンテナンスをかっちりと実行すると言うことは容易なことではありません。

数年のメンテナンス教育を受けてやるのですが、それでも完璧と言うまでは行きません。

油まみれ、埃まみれ、場合によっては薬まみれになって記憶しきれない部品洗浄や分解と再組立を行うのですが、ビルの壁、トンネルの壁、地下鉄の壁、分解できない所は打音検査で内部のひび割れの発見を行うのですが、もうこれは感の世界ですから相当長時間の訓練が必要で、今日雇って今日から仕事とと言うわけには行きません。

それにこれだけの規模の設備を何時までにやるためには適正人員は何人と言う計算もしにくいのです。

今までの経験と感でおよそ何人と言う決め方が多いのではないかと思います。

多分JR北海道の保守点検必要人員の計算も採算性からみて何人でやらなかったらダメだと決めたのではないかと思います。

物理的にやらねばならないならないことをあらかじめ決めそれらの標準時間からして何人必要だと言うのが求められるのですが、困ったことです。

東京の街並みの複雑さはJRとの比較ではありませんからこれから先どうなることでしょうか。