家族年表でTPP 問題を考える。

かざこしサイト
昨日は我が家の財産とTPP問題を考えてみました。

まず母の年齢推移。以前お医者様からお医者様のお母さんと同じ107歳ぐらいまで生きれそうだと言う話をお聞きしたので、それを基準にして今からその間に何が起こり得るか考えてみました。

まず私の寿命、男の平均寿命は79歳、それに平均余命を加えると84歳まで生きれそうだと言うこと。母と私がどちらが長く生きるかによって選択枝が変わるのですが、それによって母の管理財産の行方も影響を受けます。

たくさんある農地をどうするかと言うことも検討課題です。

またこの間に辰野町にある母の家の町による、危険廃屋認定による撤去も大きな課題となりますし、息子たちの定年退職もあります。

ここでTPP問題がでてきます。もし日本がTPPに加盟してしまったら、JAが主張しているように日本の農業が壊滅的打撃を受け、スーパーにはパサパサした輸入野菜が並びどんな農薬が使われたか分からない野菜を食べざるを得ない状態となる可能性が高まります。

せっかく祖先伝来の農地があるのにこの農地を有効利用しない手はありません。

しかし、息子たちが帰って来るのは十数年後、それまでどうやって維持するか、借りたいと言う人がいれば渡りに船と言うことになるのですが、なかなかそんな具合にはいきません。一つには、農地法の縛りがあり誰にでも農地を貸せることが出来ないこと。

また、一度貸せてしまえば、取り戻すのが大変になってしまい、さて子供が帰って来るとなった時、タイミング良く返してもらえるか分からないのです。ですから最初から公的機関で期限有期の契約書を作り期限が来たら返してもらえるようにしておかないと拙いわけです。

誰にも貸せられない場合は、十数年耕作放棄地とした荒廃した土地を再度使えるようにするのを人手ですると言うことは極めて大変なことですから、土木業者に頼んでやってもらわざるを得ない。

そういう時の業者も今後探しておかないといけないな。

そんなことを1日考えていたのですが、一体TPPは今後どうなるのでしょうか。

まあ実際に農業が始まれば、私の兄弟の子供たちも、我が家を出た人たち、親戚の人たち等々、食料を必要とするすべての人たちが食料をくれと集まって来ることは間違いないと思いますからお断りするのに一苦労するのではないかと思うのですが。

企業が農業に手をつけて上手くいったと言う話しは、息子の勤める会社ぐらいなもので、私が勤めた会社や、ユニクロなど失敗事例もあり簡単なことではなさそうです。皆様方にも、もし故郷に遊休農地や耕作放棄農地がある方がいらっしゃいましたら今から対策を考えておくことをお勧めします。