やはり法人税、給料を上げなければ。

かざこしサイト
昨日インターネットサーフィンをしていたところ、日本と世界の経済状態を良くするためには、日本の法人税と給料をもっと上げて輸出価格を上げなければ、相手国の経済が向上せず、そのしっぺ返しが日本にやってくると言うことが書いてありました。

どこまで上げれば良いかと言うと、日本の貿易収支が0になるところまでとのことです。

私が考えていたことと少し違うのです。

私は、日本が頑張って世界で一番良い物を世界で一番安く作って売り出せば、日本の労働者の生活は世界で一番レベルの高いものになると考えていたのです。

しかしそう単純なものではなさそうです。

実際問題として、私の勤めていた会社では売上が伸びて伸びて作りきれないので、注文をくれる海外に工場を移そうかと言う話が出ているようで、そうなると、国内の労働者や協力工場、そのまた労働者の働く場所が問題になります。

会社は人件費の安い海外に出て行けばさらに利益は大きくなります。

しかし、進出先が力を付け、自前で操業できるようになった時、外国勢力である日本は邪魔者になるでしょうし、日本としては、生産現場を手放しているのですから、新製品開発も低下してしまっているでしょう。

日本の培った技術力をしっかり国内に残しながら、海外にも技術を移転して行く。

こんな調子の良い方法があるのでしょうか。

難しい問題ですね、これからじっくり考えて行きたいと思います。