父島でも感動したリピーター獲得作戦。

かざこし
父島から東京に帰るとき、先ず港で太鼓によるお見送り、その次にはおがさわ丸が出港して少したったら、10隻あまりの舟がおがさわら丸の後ろと平行したりして舟上で逆立ちする人、舟から手を振りながら飛び降りてまた来てねと盛んにアピールします。魚が無いときには20隻ぐらい集まるそうですが、この企画とても多くの人に訴える力があるそうで、普段あまり感激したそぶりが出来そうもない私まで感激して、声を上げ手を振ってしまいました。

母島では、宿の見送り、里帰りした人達の見送り等で賑やかだったのですが、このイベントはなかなか大したものだと思いました。なにしろ東京から1,000km離れた島のことですので、おがさわら丸に載っていた多くの人もデッキに出て歓声を上げて手を振っていました。これだから小笠原はリピーターが多いのだと納得しました。

内地の観光では、せめて宿泊ホテルの従業員がバスの前に勢ぞろいして見送ってくれるのが精一杯です。

青ヶ島ブログでは、青ヶ島に仕事で来ていた都の職員さんが任期を終えて島を立つ時には、「おもうわよ」と言う旗を広げて太鼓でお見送りをすると書いてありましたが、こういう見送りの仕方は島にはあっているようでした。
それぞれの観光地にあった送迎の方法を考えると良いのではないかと思います。