飯田も暑い。民主党代表選、論点が明確にならない。

かざこし
昨日日曜日は、9時からNHK日曜討論(我が家のテレビはNHKは声だけしか聞こえない)、サンデーフロントライン、その他の番組がありましたが、どうも政策の違いといってもすっきりしたものではなく、見ていても時間の無駄かなと思って午後は図書館、本を読むため天竜川へ、例年だと天竜川の河畔は川風が吹いて木陰にいれば結構本を読むのには良いところでしたが、昨日は川風が無く木陰でも汗がじわじわと出てきました。

本は、「7つの習慣」という本でしたが、この中の時間管理のマトリックスで4つの領域を見ていたところ、鳩山、管民主党政権は第一の領域問題解決に忙しく、一番重要な第二領域での論争に目が行っていないと言うことを強く感じました。

日本経済がこんなにひ弱なものになってしまったのはどうしてか、国民からリーダーシップの欠如を激しく追及されているのは、この日本経済がどうして弱くなってしまったのか、強くするにはどうすれば良いのか、この点に焦点を絞って論議しないと、議論はいつまで経っても第1領域の問題でああでもない、こうでもないといった皮相的な議論になってしまうなあと感じた次第です。

私が思うには、長い間の日米安保条約を中心にしたアメリカべったりの姿勢が、日本人の自立しようと言う姿勢に水を差し、普天間問題で一騒ぎ、日米貿易摩擦解消のため、日本を弱体化しようとした小泉元首相以降の自民党公明党政権の政策。その流れに嫌気がさしてせっかく民主党政権樹立を選択したのに、鳩山さんは日本国民よりアメリカ優先政治、管首相もその流れを汲んで自民党と基本的には変わりない政策。

アメリカべったりを脱しない限り、日本の経済的発展は望むべきも無い段階にきていると思うのですが、こういう点がマスコミの話題になってこない。私は管首相と小沢さんの基本的な違いはここにあるべきだと思っているのですが、コメンテーターの中でも法人税を引き下げることがもっとも大事だかのような発言があり、まだまだ先は長いなあと感じました。