民主党代表選代表選、菅さんで大丈夫でしょうか。

かざこし
昨日はパソコンをテレビの前に持って行き、メールの整理をしながら見ていたのですが、菅さんが当選しました。

しかし菅さんで大丈夫かなと心配です。経済の復活、普天間基地問題、尖閣諸島問題、来年の予算編成問題。どれをとっても大変だと思うのですが、この間のブレブレ発言を考えますと、信念とか主体性が無い様子。日本の最高リーダーとしての資質にかけるのではないかと思ってしまいます。

それと立ち位置の問題としては、普天間基地問題に見られるように日本国民の方向より、アメリカ重視。国民生活では、消費税を下げるのではなく法人税を下げると言う。一昨日書いたように、矛盾した円高対策強化と言いながら、製造業の海外移転防止対策を採るという。経済問題に弱い。

これから日本経済を活性化するということですが、小泉政権以来アメリカとの貿易摩擦を小さくすると言う方針で長い間自民党公明党がやってきて、日本国民はもう堪らないと言う事で、民主党政権に希望を託したのですが、普天間基地問題でアメリカ優先を打ち出し、アメリカの言うことを優先すると言う方針を明らかにしました。これではアメリカが怒れば日本経済復活など出来るわけが無く、アメリカも良し日本も良しと言う、WIN、WINの関係を作り出すすばらしいアイデアが出ればよいのですが出なかったら日本が沈むしかないことになります。

これは日本農業についても同じで、食料自給率を上げると言っているのですが、アメリカからの穀物輸入が減るようなことになれば、アメリカの農業業界から突き上げが出るでしょう。この時、菅さんの方針ではどう対処するのでしょうか。

尖閣諸島問題もこれからの貿易の主要国となる中国と言い争いになった時、中国との貿易を重視する財界から横槍が入り、どうすればよいか判断がつかなくなり、へなへなと座り込むと言ったことにならないとも限りません。

また当面する来年度予算編成。部分連合などと言っていますが、野党は到底すんなりと通してはくれないでしょう。そうなれば暗礁に乗り上げてしまいます。それよりか来年3月まで政権が持つかどうかも懸念されます。

今回の民主党代表選、高い勉強代にならなければ良いのですが。