日本はアメリカに寄り添わないと繁栄もなかったし未来も無いのでしょうか。

かざこしサイト
戦後の日本の復活と繁栄はアメリカの庇護があったからだと考えている人は多く、それゆえ、アメリカは落ち目だとは言えまだまだGDPは世界一でありアメリカにべったりの方が安泰だと思っている人は多いと思います。

しかし国家間での経済関係では、緊急時の経済援助をのぞいは損益勘定がすべてであると思います。

太平洋戦争後の小麦粉の援助にしても国内消費が旺盛で不足しそうであったら到底日本に送るなんてことは考えなかったと思います。

ですから余剰農産物の有効利用と言う点ではアメリカ農業にとっては救いの神だったと思います。

その後の朝鮮戦争の戦争特需にしても、アメリカの必要性から起こったことでしたし、その後の経済復興にしてもアメリカが不必要な物を買ってくれた訳ではなく、悪かろう安かろうであっても成長して行く過程での民需の増大を賄うためには日本から買い上げるのが一番効果的、効率的だったのだと思います。

ちょうどそのころ日本には敗戦で祖国に戻って来た優秀な若き戦士達があふれ返っており、祖国復興の思いに向けてがむしゃらに働いてくれてアメリカの要求する需要を満たして行くことが出来、華々しい成長があったのだと思います

アメリカの庇護があったから日本が成長できたのではなくて、アメリカも十分な対価を得ていたと考えるのが妥当だと思います。

アメリカと喧嘩しろと言う訳ではありませんが屈従する必要は無いと思います。

今や新興国に追い上げられており、日本の教育水準を諸外国に比べて高いものし資源の無い日本ですから、小資源の車や各種製品の研究、開発に邁進しなければならないと思います。