崖の湯全滅か?。塩尻は三分の一はシャッター下りる。

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昨日は午前中に妻と手分けして、妻に家の中の掃除と洗濯、私は母の所に荷物の搬送と猪にやられた道の補修用ブロックの買い出し、帰って来て二人で崩れた所を直し汗もかいたし、汚れてしまったのでお風呂にでも行くかと久しぶりに塩尻の崖の湯まで行ってみようと言うことになり行って見たのですが、様子が変です。

登り口あたりから、産業廃棄物処理場がいっぱい並んでいるのです。

さらに登って行きホテル街に入ると、見た限りではホテルの入り口、客室は真っ暗です。

一番上のたかぼっち温泉に日帰り入浴可と言う看板が見えたので、玄関先で洗い物をしていた男性に聞いてみたところ、もう廃業したとのこと。

多分目につかなかた奥まった所にあるホテルも同様なことだと思います。

日光が昨年度比−95%と言うことですから、いくらこの地方の名湯と言っても経ちゆかなくなってしまったのはうなずけるところです。

この温泉は父が亡くなる2日前桜見物を兼ねて入ったお風呂で背中を流した思い出深い温泉でもあり、叔父さんのお葬式の精進落としで使ったホテルもありました。

やむ得ないので、近くの緑湖温泉に回ってみたのですが、こちらは存続してはいたのですが、行った時のお客は私たちだけ、閑散としています。これじゃあ燃料代も出ないじゃないかとこちらが心配してしまうほどです。

次に、母が週刊誌と本を買って来て欲しいとの依頼があったので、塩尻に回り、街並みを見たのですが、1/3はシャッターが下りていました。

ここは数年前にいとうようか堂が店終いをしてから寂しくなったようです。

ゴールデンウィークの初日だと言うのになんとも浮かれた気分になりません。

こんな調子の日本に消費税を10〜15%上乗せしたら次次と崖の湯や塩尻市のような所が出現してくるのではと心配されます。

なんとか手を打たないとなりません。