日本のバイオエタノール生産は格段に遅れている。早急に取り戻しを。

かざこしサイト
グラフは望ましいバイオエタノールとは何かより引用
http://www.jc.u-aizu.ac.jp/11/141/thesis/msy2010/11.pdf

ところで、日本のバイオエタノール生産量はどうなっているのか調べたところ、世界に比べ格段に遅れています。データーが古いのですが2007年度で、世界の生産量が6,413万キロリットルに対して、わずか90キロリットル。あまりにも遅れているのですが国策の違いでしょうか。日本はエネルギーを原子力に頼ると言う方針で進めてきたのですが、原子力の本家アメリカが世界一の生産量なのです。

今まで穀物をバイオエネルギーとして使うなんて食糧事情の悪い日本が出来るはずがないと言うことと、沖縄宮古島のように石油業界が自分たちの推進する方式でないと協力しないと言う嫌がらせで日本では大幅に遅れを取ってしまったようですが、これからは、穀物に頼らない原料を使えるようになってくるので、後は石油業界をいかに抑えるかです。


地球温暖化2(対策)・・・引用
http://tom.as76.net/social/ondanka2.php

日本は2011年度に5万キロ・リットルの生産目標に対し、2007年度はわずか90キロ・リットルだそうです。

世界のバイオエタノール生産量6413万キロ・リットル(2007年・・・引用終わり


しかし原発が国策だったわけですから、原発をやめバイオエネルギーを国策に切り替えると言うことは従来の原子力村に巣作っていた人達の利権を脅かすことになり、これだって石油業界の人達以上に強力な阻害要因となって立ちはだかるかも知れません。

管首相が、自然エネルギーとか言ったとたん、経済界、自民党などに管降しの動きが鮮明化してきたこともこう言うことだったのかもしれません。今後の動きを注目していないと良いように騙されかねないのでお互いよく調べて情報を共有化していく必要があると思います。

まだまだ農山村に子供たちの歓声がこだまする日は間近ではないようですが、歴史的流れとしてはよりよい合理的な方向に動かしていくのが人間ですから、早く実現したいですね。