高齢化時代、インターネットバンキングとメールが主役の時代。

かざこしサイト
これから高齢化時代が本格的にやってくる。そうなりますとお金の移動は足腰も弱くなり銀行に行くのも億劫、老化や痴呆でお金の計算もできなくなり、面倒は主として子供たちに見てもらわなければならなくなる。少子高齢化で子供たちの社会的役割はますます大きくなり、あまり負担はかけられない。

そうなるとお金の移動はインターネットバンキングに頼るのが業者にも迷惑をかけず子供の手間もかからない一番良い方法だと思います。日本中どんなに離れていてもインターネット環境がありさえすれば、1件数分で済んでしまうのですから。大きな介護組織であれば自動引き落としをやってくれるので、それを使えばよいのですが。

そう思って昨日は、母と私のすべての銀行口座でインターネットバンキングを使えるように手配しました。


もう一つ、高齢化すれば耳も遠くなり電話での意思疎通も困難になり、親戚や子供たちとの情報交換や手助けして欲しいことを伝えることも難しくなってきて、いつまで続くのかわからない孤独な晩年をすごすことになります。

こう言う場合メールのやり取りが出来ればぜんぜん違います。目が見えなくなると言うことがありますが、ほとんどの場合白内障が原因のようで、75歳を過ぎれば1割負担で手術してくれますので、子供より目が良くなります。

私の母は兄弟や甥っ子、孫たちから貰うメールで自分が忘れられていないと思うのか嬉しそうですし、ミクシィでひ孫の成長を見るを楽しみにしています。

昨日は、伊那市図書館の本を借りてきて欲しいとメールがあり、もう自分では一人で行けないのでメールを使えなくては大好きな読書さえも出来なくなるところです。

ただし問題もあります。パソコンやインターネットを使えない人から見ますと、この年でいまさら何をやっているんだ、年をとったらひっそりと目立たぬように生きていくのが良い方法だと思い込んでいる人もいて周りから浮いてしまう危険性があるということです。

パソコンやインターネットがまだ盛んになら無かったつい十数年前に、上司がパソコンに向かっている部下を見てあいつは遊んでいるんじゃないのかと真剣に怒ったと言う今では笑い話のようなことが田舎には現在でもあるのです。

社会福祉が充実してきて、老後はすべて社会が責任を持って負担してくれるような時代になれば、大いに違ってくると思いますが、日米同盟機軸路線の人達が政権を握っている限り、まずはアメリカ様の利益を確保し、財界の利益も確保し、余ったところを庶民のために使うと言うことですから当分の間は社会福祉の充実などと言うことは望めないのでインターネットバンンキングとメールの活用はしっかり出来るようにしておきたいものだと思います。