この大雨も原発の影響か?

かざこしサイト
近年炭酸ガスによる地球気候変動が叫ばれていますが、どうもそれだけではなさそうで、原発による海水温度上昇の方が影響が大きそうだと思うようになった私ですが、昨日の小出助教の話しの中に、

「ここでは、一秒間に70トンの海水を引きこんで、その温度を7度上げるということをやっている。荒川や多摩川で一秒間に30トン、40トンぐらい。淀川で、1秒に150トン。日本全国でも一秒間に70トン以上流れる川は30もない。日本屈指の大河が原子力発電所ひとつつくると現れて、その温度が7度も上がっている。7度というと、お湯の温度をそれだけ上げて風呂に入れるかというと、そんなことができないくらいの温度。とてつもない温度上昇。海にはもちろん生き物もいるが、その生き物たちは生きられなくなる。代わりに温かい環境が好きな生き物が来るからいいじゃないかと言う方もいるかもしれないが、少なくとも、そこの生態系は破壊されてしまう。日本近海は世界平均の海洋の温度上昇の何倍も高いスピードで温度が上昇している。」

地球温暖化が問題になっているのですから、世界中で消費する石化燃料の出す熱エネルギーと、原発から放出される熱エネルギーを計算して数値で比較すれば子供でもわかる話です。

そして化石燃料については、自然エネルギー、風力、地熱、バイオエネルギーでどれだけ代替できるかを計算して炭酸ガス削減の発生量低減が出来るかを計算し、我々人間が消費しても良いエネルギー量を算出しこれ以下でどうやって行けば良いかを検討すれば良いだけのことだと思うのです。

人間も地球上の生き物ですから、地球を犠牲にして金儲けだけを考えると言うのではあまりにも地球に対して恐れ多い考え方だと思います。