安里屋ユンタを聞いて多良間島の海岸で見た現地妻のことを思い出す。

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安里屋ユンタ竹富島に実在した原意妻の話しを歌ったものとのことでしたが、竹富島に渡ったことはないのですが、同じような話しが多良間島でもあって、海岸線に現地妻が、任期を終えた官僚が現地妻と子供を残して帰っていくとき、現地妻と子供が海岸に立って筆で去っていく官僚を待っているから帰ってきてねと見送る場所に碑が立っていてなんとも悲哀に満ちた話としで記憶に残っていたのですが、今回インターネットで調べたところ、現地妻とその子供の像が建立されていました、私が多良間島に行ったときには母子の像は多分無かったと思います。 
 
現在の社会通念では許されないことですが、当時の社会通念では許されていたことなのでしょう。つい数年前には日本人旅行者、または仕事で韓国、中国に行った人達の中には買春のひどさにヒンシュクを買ったことが問題になったものですから、大昔にそれに等しいことがあったということは社会的に大目に見られていたことは間違いなくあったことと思います。 
 
太平洋戦争時従軍慰安婦を連れて回ったと言うのもその名残だったものだと思いますが、それでは足りないと言う場合は現地妻を調達して、不幸な子供たちを生み出したと言うこともあったということで、なんとも悲惨な歴史に通じているということに心が痛みます。 
 
あちらこちらを旅をすると、貧困社会がいかに不幸なことをもたらすかと言うことに怒りを呼び起こします。 
 
哀れな多良間シュンカニの碑を紹介しているブログhttp://sierrayankee.blog112.fc2.com/blog-entry-37.html 
 
多良間島宮古島空港から20分ほどの近くですので、日帰りでも結構見て回れます。こう言う歴史が現在の歴史に繋がっているんだと言うことを勉強することが出来ます。