秋季大鹿歌舞伎定期公演10月16日(日)と追加公演10月30日(日)。

こちらの歌舞伎も近年映画化されて大反響を呼んでいます。追加公演というのは初めて聞きました。
 
徳川幕府禁制の時代をも乗り切って営々と続けてきた歌舞伎だそうですが、終戦時やむなく中止したという庶民の力を髣髴とさせる話しです。
 
ここの芝居はお酒やおつまみ、お昼を持ち込んで飲み食いしながら楽しめる野外でオープンの芝居です。何しろここも混み合いますから、会場まで1時間かかる我が家から行ったのでは場所の確保が難しいかと朝7時に行って場所の確保、家に帰ってきてもう一回出直しといった手間のかかることをしたのですが行って良かったです。
 
これは先日お話しした下條歌舞伎でオーバーヘッドプロジェクターを見て歌舞伎になじんであったために、言っている言葉はわからなくても、場の雰囲気は楽しめれるようになっていたためです。
 
すでに歌舞伎に親しんでおられる方であれば文句無く楽しむことが出来ると思います。東京の歌舞伎座でかしこまってみる歌舞伎とは一味違います。若かりし頃、1回東京の歌舞伎座で妻の両親に連れて行ってもらったのですが、雰囲気が田舎者丸出しの私などには合わず、その当時は歌舞伎言葉は全くわかりませんし、場の雰囲気を楽しむなどと言うこともできずいびきを掻いて寝ていたそうです。
 
車もものすごく混み合いますから、電車で飯田線大島駅から出るバスに乗って行かれた方が安全です。
 
それか前日に大鹿村に前泊するか。この場合以前行った時見た光景では、宿泊先が場所を確保してあって、確実に座って観ることも出来ますし、お昼時のロクベンの用意も事前申し込みで確保できますので確実に楽しむことが出来ると思います。
 
詳細情報は大鹿か村刊行情報をご覧ください。宿泊先については下記ページの「観光」タブをクッリクすると宿泊情報があります。
大鹿歌舞伎秋の定期公演詳細情報