小沢さん裁判始まりましたが。

久しぶりに伊那市のテルメリゾートに行って、ニュースを見ていたら、ミヤネヤ云々と言う放送をしていて、争点は何かという説明がありました。

私は常々、そもそも検察審議会そのものが存在したのか疑問に思っていましたので争点ではなくともそれについて説明があるかと思って聞いていたのですが全くありませんでした。小沢さんが国家権力による陰謀だと言う点を強調していましたから、当然そうではないと言うことを説明するものと思っていたのです。

大体平均年齢があっちに行ったり、こっちに来たりとくるくる変わったし、有権者から無作為に11人を選び出すと言うことですが、2回の検察審査会の平均年齢が34歳前後とほとんど同じで、有権者の平均年齢と到底同近い数字とは思えない数字でしたし、統計を少しでもかじった人間なら、ほとんどありえない確率の数字。最高裁事務局の恣意的操作があったと見るのが統計学の教えるところだと思います。これは国家権力の乱用です。

検察審議会が2度の起訴すべきだと言う議決を出したら裁判と言うことですが、検察も問題にしなかったし、1回目の審議会でも問題にしなかったことを取り上げていると言うことも法律違反だと思うのです。コメンテーターの弁護士は国民的感情だから良いのではないかといっていました。裁判を感情で左右して良いものではありません。

国民的感情は、先の戦争でもそうでしたが大本営発表、翼賛報道で圧倒的な日本人が熱狂的方向に狂わされて仕舞ったと言う事実から、報道に寄ってかなり左右されるものです。

ドイツのナチスも「嘘も100回言えば真実になる」と言っていますが、現在のマスコミは怒涛のように嘘を100回どころか数え切れないほど繰り返して流していますから、国民世論は相当操作されていると見るのが妥当だと思います。現在のマスコミはナチス以上です。

今回の裁判が、小沢さんの秘書裁判のように、推測に次ぐ推測で判決を出さないようにしたいものです。それには私たち小市民が出来ることといったら、今のところは、インターネットを使って思うところを発信して多くの世論形成に資することぐらいです。

是非多くの皆様がナチス張りの巨大マスコミに対応して欲しいと思います。そうしないと石破さんの言っているように原発を続け、最終的には原子爆弾を作れる方向に行ってしまうと思います。