飯田から那覇へ、まいった徘徊老人。

かざこしサイト
飯田を12時ちょうどに出発。恵那で15分のトイレ休憩。運転手さんが外を見たまま時間が来たのに動かない。

そのうちに、外に飛び出して行き、老人を連れて来てようやく出発、8分遅れです。それにもかかわらずお爺さんさんすみませんの一言も言わない。変なお爺さんだなとは思っていたのですが、終点に着いたのに降りようとしない。

運転手さんが終点だから降りてくださいと一生懸命説得しているのですがむにゃむにゃ言っているだけ。

お爺さんどこに行くのと聞いたら、長野だとか飯島だとか飯田だとか繰り返すだけ。

それじゃあ行き先が違うから俺は行くよと言って歩き出したら付いてくる。トイレまで付いてくるのでバスの職員さんか警察まで連れて行った方が良いかなと思ったのですが、私も時間が無い。

さらに付いてくるのですが、デパート入り口に来て賑やかい方向に歩いて行ったので、私も先を急ぎました。

しかし今になって考えるとしっかりした旅姿だったし、バス料金も払えたのだし、おかしいなと思うわけです。

もしかすると、誰かが意識的にお金を握らせバスに乗せてしまったと言うことも考えられます。

身分証明の手掛かり一切持たせなければどういうことになるのでしょうか。

那覇は暖かく、路上でも一晩や二晩は過ごせますが、名古屋ではどうでしょうか。あの時あのお爺さん近くのお店にでも預けて来るべきだったかなと悔やまれます。

私はそのおかげで、昼食の時間が無くなってしまいまた東京ビッグサイトに行った時のようにピーナッツクリームパンを名鉄ホーム内でほうばり、那覇のホテル近くのレストランで夕食を兼ねてお酒を飲みながら上記のことを考えていました。

しかし空きっ腹にお酒は効きますね。普段より少量ですんでしまいました。

那覇は暖かく、着ている物2枚をホテルに置いて出たのですがそれでも暖かいほどです。

母の介護施設の費用アップ要請は円満解決したので一安心ですが、コストダウンした訳ではなく、アップ要請を断れたと言うだけの話で現金が今後出て行く量が減る訳では無いので本当に美酒に酔いしれると言うことはできませんでした。

飛行場の搭乗券発行処理など数年前に宮古島八丈島に行った時に比べると格段に改善されていて大したものだと感心することも多くありこれを見ただけでも今回数万円かけて来た甲斐がありました。