企業年金消失問題、信じられない。

かざこしサイト
投資顧問会社企業年金の運用を始めたのは、小泉内閣時代竹中大臣と組んで金融自由化の一貫として取り入れたとのことですが、じっくり内容を吟味してなかったようです。

昨日ファイナンシャルプランニングの授業で投資信託会社は投資運用の状況報告書の作成が義務づけられているのに投資顧問会社にはこれが無く、投資顧問会社が嘘を報告してもチェックしようがないとのこと。

報道によれば、投資顧問会社企業年金組織に旧社会保険庁のOBが646人も天下っていたとのこと。

このことを見ると、政治の世界では郵政民営化のように、企業年金基金の巨大なお金をアメリカの金融業界に門戸を開く一端として、官僚の世界では天下り先の確保として策動したのではないかと思ってしまいます。

そして今日の中日新聞では早速民主党厚生年金基金制度改革案として、年金支給減額に2/3以上の同意が必要から半数以上の同意に変更しようと動き出したとのことです。

福島原発問題が1年たっても解決のメドがたっていないのになんという素早さでしょう。

この政権がどこを向いた政権かを如実に表していると思います。

マスコミがこれらの実態を報道しないので私たち国民にはどこでどうつながって様々な問題が発生いるのかがわかりにくくなっているのだと思います。