知恵を出せ知恵の出ない者は汗を出せ知恵も汗も出ない者はされ。

かざこしサイト
昨日は浜松市水窪に早朝から行ったためブログを書いている時間が無く、久しぶりに欠稿となってしまいました。

途中妻といろいろの話をしたのですが、飯田の人はもっと知恵を出さないと存続が危うくなるよと話したところ、何を言っているのよ、自分の生まれ故郷の方が危ないじゃないと言われてしまいました。

言われてみれば確かにその通りだなと言わざるを得ません。もう炎の尽きる寸前なのです。

以前勤めていた会社の和室に掛け物が掛けてあって、「頭が汗をかくほど知恵を出せ、知恵の出ない者は、汗を出せ、知恵も汗も出せない者は金を出せ、何も出せない者は静かに立ち去れ」と言うようなことが書いてありました。

私が故郷を捨てたのは、まさに何も出せない状況の中で立ち去ったようなものです。

私は小心者で少しでも豊かな生活がしたい一心で親にせがんで大学まで出してもらったのですが、故郷に錦を飾ることも出来ず、いまでも汲々とした生活を余儀なく送っています。

小泉元首相の秘書官であった辰野町出身の飯島さんは町の講演会で町が発展するためには辰野町と木曽谷を結ぶ道を横川峡を通して作ることだ、と言ったそうですが(母の記憶)、こういった思い切った発想も必要かもしれませ。

水窪町でお聞きした話しでは、浜松市と合併後は人が減りお祭りなどにの行政の協力も減り、警察の警備も時間が来るときっちり祭りは終了させられつまらなくなったそうです。

同じようなことは、飯田市と合併した上村でも起こっていて地域の活性化は、簡単なことではありません。

しかし人間には知恵を出すと言う能力が備わっていますので最大限発揮して頑張っていきたいものです。

静かに去れなどと言われないような老人になっていきたいものです。