昼神の杜温泉で考える。

かざこしサイト
昨日は昼神の杜温泉に行って考えて来ました。

途中母の所に寄ったのですが、母は無念そうです。

すでに91歳の母が今後生きがいを持って生きる道は無いものか温泉の中で考えたのですが、今の日本はまだ原発事故の影響が色濃く残り、原発の再開も狙われています。

しかし信州は幸いにも今のところ影響は少なく、今後静岡の浜岡原発、福井の敦賀原発の再稼働がなかったり再稼働しても事故が起きなかった場合には、信州は影響が少ない可能性があります。

それとTPP問題、今の自民党民主党の勢いではなんとしても参加しようと言う姿勢です。

こうなると日本農業はたち行かなくなって食の安全、安心などどこ吹く風と言うことにならざるを得なくなると思います。

それらを考えると食の安全安心を求めた場合、豊富な農地を持っているなら、自分達の食べる農産物ぐらいは自分達で作ると言うのが自然の流れであり、しかしながら私たちには作る技術が無いとすれば、技術のある地域の老人たちに先生をしてもらえば良いのではないか、我が家でも母が体は動かなくても、田畑の周りに座って我々や孫たちに指図してくれれば良いのです。知識さえあれば先生は出来ますし生きがいにもなろうと言うものです。

私の田舎でも昔は2000人はいましたがいまでは数百人ですから、取れ過ぎた農産物は都会に出ている家族に送ったり、出荷したりしても良いと思います。

農産物と言うものは同じ作物であっても微妙な地勢の違いによって生育状況が違うのでその地に育った古老が一番良い先生になれるのです。

この手で農業ばかりでなく、その地に根づくあらゆる産業の発展を図れば良いのではないかと思うのですがいかがなものでしょうか。