寺田寅彦と私。

かざこしサイト
昨日は寺田寅彦の伝記的本の素読に励みましたが、忘れないように、ポイントだけ書き出しておきたいと思います。

このまとめ方として以前テレビで見た出世する「あいうえお」の法則のような話と比較してみたいと思います。

まず、愛。愛情に包まれていること。

この点では変わりないと思います。
次に意志と言うか意識。学問に対するものですが、これはまったく違っています。
私は貧困からの脱出と言うことが主たる目的だったわけですから。

次に、運。
深い愛情に包まれて、本人に強い意志、意識があって必死に努力していれば、周りの人が運をもたらしてくれ、

それが縁を呼び込んで成功への呼び水となり、

最後に恩、その縁をもたらしてくれた人々、仕事を教えてくれたり、仕事をくれた人々に感謝すること。

そしてさらに、そのことが新しい縁を生み出し、新しい恩を感じて回していくことが予期しない運を呼び込み回転していくと言うことのようです。

私は一生懸命の意志も弱かったし、せっかく与えてもらった運を生意気にも蹴っ飛ばしてしまったり、したがって、新しい縁に対しても引っ込み思案だったり周りの人が心配して作り出してくれた縁や仕事に対しても恩を表現することが弱く、どう考えても出世するタイプにではありませんでした。

それに比べて、寺田寅彦さんは勉強して、あの有名な夏目漱石に師事して、その夏目漱石から寅彦さんが東大進学時に紹介された人が、かの有名な正岡子規さんだと言うことですから、類は類を呼ぶと言うことで、ここでは、縁が縁を呼ぶと言いたいのですが、とても勉強になります。

正岡子規さんについては、以前飯田市図書館だったか、飯田市美術博物館だったかで飯田市在住だったかの人との関係についての講座があったので、そのことについても引き続き調べてみたいと思います。

出世するための、あいうえおの法則で偉人と言われる人と自分との違いを比較してみるのも役に立つと思いました。