母と松茸ご飯。

かざこしサイト
妻が先日母の所に差し入れを持って行ったら今年は、キノコが大豊作らしいから、今度来る時には、松茸ご飯を持って来ておくれと言われたとのこと。

辰野町は松茸の名産地で我が家にも松茸山があって、母は毎年松茸をたっぷり食べてきたので、季節になると松茸を食べたくなるのでしょう。

しかし私はあまり好きではありません。

今では、松茸山は父がとびきり安く売り飛ばしてしまい、買った人が申し訳なさそうに、おすそ分けを持って来てくれ、冷蔵庫で保存した物を小分けして楽しんでいるような状態でした。

母の気持ちも分かるので近くのお店で見たところ、1本3000〜5000円。

松茸ご飯を作るだけでも数本は必要なので、これは高すぎて手が出ません。

料理屋さんで食べたらどうなるかとインターネットで調べたら、一人前7000円ぐらいから、母だけ食べさせて我々は香りだけをと言うのでは、少し惨めすぎるしなあと思案してしまいます。

それに比べるとウナギや寿司は安いんだなあと実感した次第です。

私はどうでも良いのですが、父が売り飛ばした松茸山が今では恨めしい気がします。