観光施設と老人問題。

かざこしサイト
今日も良い天気、昨日に続き老人問題と観光施設の関係について考えたいと思います。

観光施設の利用度が落ちていることは、多分飯田だけの話ではないと思います。

しかし老人は増える一方。

まだ昔に比べて良いのは、昔は暇な老人の行き先は、社交場と化した病院か診療所、医者。そのうちに追い出されてしまい、家でも邪魔にされて行く所がなくなり、最悪の場合自殺。そのうちに故郷再生で各地に温泉が掘られて、行く所が出来、また近年はマレットゴルフ場などが各地で整備され、老人の行き場所が確保され、昔に比べれば老人にとって住みやすい環境になってきたのではないかと思います。

しかしその反面、人権思想が行き届いてきて、苦労して育ててきた息子や娘が成長してきて、結婚したとなると、家や親を捨て二人で独立してしまい、家には残された夫婦が寂しく暮らすと言う状況が出現すると言うことになって、何が幸せか分からないよと言う嘆きになる。

老夫婦にとって、子供たち夫婦が仲良く暮らしていたらそれで良しと思うしかないよとのこと、さるマレットゴルフ場で聞いたお話ですが、こんなことになるなら、子供さんたちが結婚したら、家の経営は子供さんたちに任せるなり分家させて、子供さんたちが困って相談に来た時だけ力強いコンサルタントになってあげる。

そして、日頃は、温泉などの観光施設や好きなことで楽しみ、家は若者夫婦にやりたいようにさせてあげる。

人手の足りない時だけ助けに行くぐらいで良いのではないかと思うのです。

なんにせよ、年代が違えば、自分の子供と言えども、考え方も、生活のリズムも、嗜好も違ってきますし、結婚すれば赤の他人が入り込むわけですから、自分たちは引っ込むぐらいの考え方で対処しないと上手く行かないのではないかと思うのです。

こういう考え方で行くと、今お客様が少なくて困っている、観光施設も新しい販路を開発出来るのではないかと思うのです。