久しぶりに埋没原価の勉強。

かざこしサイト
昨日も今日も良い天気。

昨日はせっかくかぶちゃん温泉と言う良い温泉があるのだが、末永く存在してほしいものだと、どう言う原価計算で計算しているのだろうなどと思いながら、これから先、生き長らえるには、すでに温泉はあるのだし建て屋もあるのだし、こういう場合は埋没原価から考えないといけないなと思い出し、インターネットで埋没原価計算の考え方を再度勉強してみました。

再度と言うのは若かりしころ、仕事で採算計算を嫌と言うほどしたので、そういう意味で再びと言う表現になったのです。

懐かしかったですね。

しかしどう見たって現在好調と言う状態ではないと思うので、まずは売り上げをアップさせる必要があると思い、そのための方策が必要なのですが、近くには昼神温泉天龍峡温泉があり、それらに比べて特に特徴があると言うわけではないので、まずは値段が一番問題だなと考えました。

まずは地元の我が家から車で行った場合、かかる費用はガソリン代と温泉入浴代ですが、昼神温泉は、昼神温泉観光局発行のクーポン券を使えば、110円弱。天龍峡温泉が若がえりの湯で400円。かぶちゃん温泉に行く手前で昼神温泉に行く道と分かれるのですが、ここまではどちらも同じ。昼神温泉の場合には、そこからのガソリン代と入浴代約110円。これより、分かれ道からかぶちゃん温泉に行くガソリン代とかぶちゃん温泉入浴代が同等以下でないと、コスト競争力ではかぶちゃん温泉が負けてしまうわけです。

それに、長期的な存続を考えると、人件費。今は地元の人たちを雇用しているようですが、長期的な存続を考えた場合、それですむかどうか、これらを加味して入浴代を決めなくてはならず、なかなか厄介な問題です。

それに、かぶちゃん温泉に投資している投資家への還元や、負債があった場合の返済コスト、これらが十分考慮された代金設定をした場合でも昼神温泉と勝負出来るのか。

こう考えてきますと、単純にコスト勝負ではなくて、これから増加一方の老人対策を特徴とした温泉施設に特化することが一番無理のない方策かと思うのですが、如何なものでしょうか。